「住まいの匠」登録メンバーによるエコ住宅作品のご紹介 シリーズ No1 : 住まいの匠


「住まいの匠」登録メンバーによるエコ住宅作品のご紹介 シリーズ No1

ポータルサイト住まいの匠に参加頂いているメンバー様が力を合わせ建てられた住宅をご紹介します。


施主様(M様)は、エコ活動に関心をお持ちの方です。
新築された家は、川辺にあり、ずっしりとした和風建築で、自然素材の木と泥と瓦から出来ています。玄関は数奇屋風の造りで、玄関ホールは飾り棚があるお客様用と泥壁風砂漆喰壁で仕切られた家族用に分かれています。家族用の玄関には、スロープ状の土間が設けてあり、室内はバリアフリーになっていて、お年を召された方への心遣いと工夫が施されています。更に、客間には水屋と曲がり床の間があり、茶室にもなる落ち着いた空間が広がっています。屋内は、建築家が独自で考案された淡い赤土色の泥壁風砂漆喰で壁が創られ、天井は杉丸太と杉板の組み合せで湿度を一定に保ち且つ、田舎屋の雰囲気を醸し出しています。家の中央には、小さな中庭があり、中庭の光が窓を通して四方に差し込み、また、書斎の天窓からも、淡い光を取り込む事ができる自然光を活かした省エネへの工夫が成されています。離れの倉庫の屋上には、川辺に面してテラスが設けてあり、夏の夜空に花火を見ながら、夕涼みを家族団欒で楽しむことが出来るようになっています。建築家の心遣いが伺えます。
更にM邸の凄いところは、随所に和風建築の良さと独自の技術を取り入れながら、更に、多くの建築家が使いこなせない太陽電池モジュールをも活用し、旨く調和させているところです。
太陽光発電システムは温暖化防止の切り札とも言われていますが、機械的な太陽電池モジュールと和風建築とは調和しにくい為、自然エネルギーを活用するシステムとは解っていても、新築の注文住宅に太陽光発電システムを取り入れる建築家は、今でも多くはありません。M邸は、太陽電池モジュールを二階の屋根に集中して設置することで、庭先から見上げても太陽電池モジュールが見えないようになっています。また、遠くからM邸を眺めた場合でも、屋根瓦の色を、渋めのグレー系(高温焼成いぶし瓦)にすることで、光が反射した太陽電池モジュールの色との調和がとれ違和感が抑えられています。
今回設計を担当された「(有)おおうら設計事務所」の大浦氏は、旧唐津市の文化財審議委員や虹の文化大学唐津学建築学講師、唐津高等職業訓練校講師など、唐津市の発展のため力を注がれてきた方で、全国的賞を受けた高徳寺山門や尚古美術館の設計者でもあります。
また、約4Haの小規模ながら木材生産者でもあることから、自称「百姓建築家」を名乗られ、木の持つ良さと面白さ、また不思議さを住まう人に知っていただく仕掛けを作ろうという思いで、設計に携わっておられます。
施工は、常安寺や瑞雲寺本堂など数多くの寺院を手がけられている「㈱井手工務所」、太陽光発電システムの設置は、若輩ではありますが「ものづくり」の「㈱ティ・アイ・エス」にて設置させて頂きました。


2008年8月完成 お宅紹介

  
  
  
  




M邸が完成するまで
 
 

太陽電池モジュール設置風景


「㈱井手工務所」は、確かな施工に加え、作業する方への安全面にも気を配られ、一般住宅の施工に於いても徹底してヘルメット着用を義務付けられていました。




≪ お問い合わせ先 ≫


建築設計:
有限会社 おおうら設計事務所 
佐賀県唐津市南城内3-44
TEL:0955-74-1509
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建築施工:
株式会社 井手工務所
佐賀県唐津市和多田天満町1-6-38
TEL:0955-74-8121
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太陽光発電システム設置:
株式会社 ティ・アイ・エス
福岡市博多区比恵町3番25号
TEL:092-414-8156
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